浜松餃子

餃子で有名な街は浜松餃子!?


餃子で知られる街には宇都宮市、静岡市、浜松市、神戸市、福島市などがあるようです。

このページでは浜松餃子についてのレポートです。

浜松市は餃子専門店が約80軒あり、餃子を取り扱う飲食店数を含めると約300軒に上るとされています。

浜松の餃子はキャベツをたっぷりと使った甘味が特色で、モヤシを必ず添える独特のスタイルを持っています。

これは家庭用のフライパンで丸く並べて焼くためにできた中央の空間に、店のサービスで茹でたモヤシを添えた事が始まりといわれています。

また、昭和30年頃に、満州などで餃子の製法を会得した復員兵が、餃子を出す屋台を浜松駅周辺で始めたことが、浜松における餃子の発祥と考えられています。


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浜松餃子の現状と活動


2007年1月14日放送の『噂の!東京マガジン』(TBS系)にて各家庭の餃子購入のための年間支出平均額が19,403円であることが放送された。

これは、市独自の調査を営利放送の中で発表された情報であるため単純には比較できないのですが、調査・評価方法が全く同じであれば総務省の調査における宇都宮市のそれ(2004年〜2006年の1世帯当たり年間の餃子購入金額=4,886円)の4倍近くに達し、断トツの全国1位に躍り出る数値になるのです。

これについて「浜松餃子学会」は、「総務省の統計は県庁所在地と政令指定都市を対象とした調査であり、1地方都市である浜松市の餃子消費量は本統計には反映されておらず、浜松が最も消費量が多い町であることはほぼ間違いない」としています。

浜松市は2007年4月に政令指定都市となったことから、今後は浜松市も加わっての総務省調査の餃子消費量日本一の座の争奪戦となると言われているようです。

2007年には「浜松餃子学会」が「B-1グランプリ」という食の祭典に浜松餃子を出展した。

浜松餃子の特徴


戦前から軍の基地があった浜松には、戦地からの引揚者が多く、その中で満州などで餃子の作り方を学んだ兵隊さんの一部が浜松駅前で屋台を始めたのがきっかけです。

その引揚者がさまざまな人にその餃子の作り方を教え、浜松には餃子の文化が広く広がったのです。

その文化を示す特徴の一つとして、餃子の店舗数が日本一多いまちとして知られています。

電話帳やweb上の情報源等に掲載されている店舗の数が最も多いのです。

消費量で日本一といえば、宇都宮市が有名ですが、その根拠は県庁所在地を対象にした統計に過ぎず、実質的には浜松が最も消費量の多いまちであることはほぼ間違いありません。

また、工業都市浜松には全国シェア6割をもつ餃子の製造機械メーカさんもあるなど、隠れた餃子の先進地なのです。そんな浜松餃子の特徴ですが、大変たくさんの餃子のお店がありますので、お店それぞれたくさんの味が楽しめるのが現状です。

それでも他地域の餃子と比較すると、どちらかというと野菜が多めで、キャベツの甘みでおいしくいただける餃子が多いかもしれません。

また、お店で食べるタイプの餃子店ではつけ合わせにもやしがついていることが多いです。

ご自宅で召し上がる際にも、ぜひ茹でたもやしを添えて、健康的な浜松餃子をぜひお楽しみください。

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